Gerberview JA
GerbViewの使い方
GerbViewの紹介
GerbViewは、 ガーバーファイル (RS 274 Xフォーマット)のビュアーであり、 Pcbnewで作成したドリルファイル( Excellonフォーマット)も表示することができます。
32個のファイル (ガーバーファイル あるいは ドリルファイル)まで読込むことができます。
ファイルは透過モードあるいはスタックモードを使って表示されます。
メイン画面:
[[Image:]]
上部のツールバー:
[[Image:]]
[[Image:]] | 全てのレイヤーをクリア。 |
[[Image:]] | ガーバーファイルの読み込み。 |
[[Image:]] | ドリルファイル(Pcbnewで作成したExcellonフォーマット )の読み込み。 |
[[Image:]] | プリント用のページサイズ、ページ制限の表示/非表示を設定。 |
[[Image:]] | プリントダイアログを開く。 |
[[Image:]] | ズームイン・アウト。 |
[[Image:]] | 画面を再描画。 |
[[Image:]] | ページにズームを合わせる。 |
[[Image:]] | レイヤーを選択。 |
[[Image:]] | Dコードを選択 (Dコードを使用したアイテムがハイライトされます)。 |
[[Image:]] | 現在のレイヤーに読み込まれたガーバーファイルオプションの情報を表示。 |
左ツールバー:
オプション:
[[Image:]] | [[Image:]] | グリッドのオン / オフ。 |
[[Image:]] | 極座標表示のオン / オフ。 | |
[[Image:]] | 座標表示の単位選択。 | |
[[Image:]] | グリッド上のカーソル形状の選択。 | |
[[Image:]] | flashed itemsの表示モード選択 (塗りつぶしか外形のみ表示) 。 | |
[[Image:]] | 線の表示モード選択 (塗りつぶしか外形のみ表示)。 | |
[[Image:]] | ポリゴンの表示モードの選択(塗りつぶしか外形のみ表示)。 | |
[[Image:]] | Dコード値の表示/非表示 ( Dコードを使用したアイテムのみ )。 | |
[[Image:]] | レイヤーを表示するため、Gerbviewにより使用されるモード。 | |
[[Image:]] | レイヤーマネージャを表示/非表示。 |
レイヤーマネージャ:
[[Image:]] | レイヤーマネージャは2つの目的を持っています:
アクティブレイヤーは最後に描画されます。 新しいファイルをロードする際 には、アクティブレイヤーが使用されます (新しいデータは以前のデータを置き換えます)。
|
ガーバーレイヤーを表示するモード:
[[Image:]] | Rawモード
それぞれのガーバーファイルとアイテムはファイルが読込まれた順に描画されます。 しかし、アクティブレイヤーのみ最後に描画されます。 ガーバーファイルに(黒で描かれる)ネガのアイテムがある場合、すでに描画されたレイヤー上に画像の乱れが生じます。 |
[[Image:]] |
[[Image:]] | スタックモード
それぞれのガーバーファイルは、ファイルが読込まれた順に描画されます。 アクティブレイヤのみ最後に描画されます。 このモードでは、画面上に表示する前にローカル·バッファ内の各ファイルを描画するので、ガーバーファイルに(黒で描かれる)ネガのアイテムがある場合でも、すでに描画されたレイヤー上に画像の乱れは生じません。ネガのアイテムは、画像の乱れをおこしません。 |
[[Image:]] |
[[Image:]] | 透過モード | [[Image:]] |
図面のレイヤー選択の効果 :
この効果はrawモード、スタックモードでのみ 見られます。
[[Image:]] | レイヤ1(緑色レイヤ)はレイヤ2の後で描画。 |
[[Image:]] | レイヤ2(青色レイヤ)はレイヤ1の後で描画。 |
レイヤーの印刷
プリントダイアログへのアクセス:
レイヤーを印刷するには、[[Image:]] ツール、あるいはメインメニュー (ファイル)を使用します。
注意:
印刷対象が、印刷範囲の中に含まれていることを確認すること( [[Image:]] により適切なページフォーマットを選択)。
フォトプロッタがより大きな出図領域(プリンタで使われるページサイズより大きい)を使用することを忘れないこと。
しばしば全てのレイヤーをブロック移動コマンドによって移動する必要があります。
ブロック移動コマンド:
マウス左ボタンを押しながらドラッグし、画面上で選択したい範囲を選択することで、そこに含まれた対象を移動することができます。
現在選択され、移動中の領域は、左のボタンをクリックして 配置します。
メニューバーのコマンド:
ファイルメニュー:
[[Image:]]
2つの特別なコマンドがあります。:
- Dコード読み込み。
- Pcbnewへエクスポート。
Dコードの読み込みは現在は廃止されています。 それは、古いRS274 Dのガーバーファイルを使用する場合Dコードのファイル定義を読み込むのに使用されています。
残念ながら、Dコードのファイル定義は、標準フォーマットではありません。
Pcbnewへのエクスポート
PcbnewへガーバーファイルをエクスポートするGerbViewの能力には制限があります。
最終結果はガーバーファイル内でRS 274 Xフォーマットがどういった形で使われているかによります。
RS 274 Xフォーマットは、変換できないラスター志向の特徴を持っています(主に全ての機能はネガのオブジェクトに依存しています)。
Flashed itemsはビアに変換されます。
Lines itemsはトラックセグメント、もしくは銅箔レイヤーではないレイヤーに線として変換されます。
そのため、変換されたファイルの扱いやすさは、PCBツールがガーバーファイルを作成した方法に大変依存します。
設定メニュー:
[[Image:]]
ホットキーエディターと表示項目のオプションへのアクセスを提供します。
その他のメニュー:
[[Image:]]
- Dコードのリストは、使用されているDコードとDコードパラメータを表示します。
- ソースの表示はテキストエディタにアクティブレイヤーとなっているガーバーファイルの内容を表示します。
- レイヤーのクリアはアクティブレイヤの内容を削除します。