「既知の問題」の版間の差分
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** 対処法:プロジェクト作成時にエラーが出たら,更新ボタンを押して,もう一度,同じ操作を行う.<br> | ** 対処法:プロジェクト作成時にエラーが出たら,更新ボタンを押して,もう一度,同じ操作を行う.<br> | ||
** 本家でも認識済 → https://bugs.launchpad.net/kicad/+bug/674237 | ** 本家でも認識済 → https://bugs.launchpad.net/kicad/+bug/674237 | ||
*新規でKiCadをインストールすると環境変数に存在しないパスが設定される.<br> | |||
**再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)<br> | |||
**対処法:KiCadのメニューバーから"設定"->"環境変数の設定"を選んで、マニュアルで以下のように設定する。<br> | |||
KICAD_PTEMPLATES -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\template | |||
KISYS3DMOD -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\modules\packages3d | |||
KISYSMOD -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\modules | |||
[[ファイル:ErrorDialog_KnownIssue_KiCad.jpg|right|300px]] | |||
*kicad.exeが異常終了することがある。<br> | |||
**再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)<br> | |||
**再現する手順:1)Pcbnewを起動してGerberファイルを出力する。2)Pcbnewを実行したまま、GerbViewを起動して出力されたGerberファイルを読み込む。3)GerbViewを終了する。<br> | |||
**結果:右図のように"kicad.exeは動作を停止しました"とエラーダイアログが表示されて異常終了する。また次にKiCadを起動した場合は一つ前に読込んだプロジェクトが読み込まれ、"最近開いたファイル"には異常終了時に読込んでいたプロジェクトが表示されない<br> | |||
**対処法:GerbViewを終了する前にPcbnewを終了する<br> | |||
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*BOMファイルを作成しようとするとエラーになることがある。<br> | |||
**再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)<br> | |||
**対処法:プロジェクトがスペースを含むパス名の場合に再現する。xsltprocを使う場合は、フォルダ名、ファイル名にスペースを含めないようにする。スペースを含むパス名を使用したい場合は、xsltproc以外のXSLTプロセッサを使用する。<br> | |||
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** 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019<br> | ** 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019<br> | ||
** 対処法:プルダウンメニューをクリック後,カーソルキーの上下で変更する.<br> | ** 対処法:プルダウンメニューをクリック後,カーソルキーの上下で変更する.<br> | ||
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* ゾーンのパラメータでフィレットを設定すると,ゾーンの輪郭ギリギリに部品があるととんでもないことになる.(右図参照)<br> | |||
** 再現するバージョン:Build:(2013-04-19) BZR4011-stable<br> | ** 再現するバージョン:Build:(2013-04-19) BZR4011-stable<br> | ||
** 対処法:フィレットの代わりに面取りを設定する.<br> | ** 対処法:フィレットの代わりに面取りを設定する.<br clear="all"> | ||
* ガーバー出力時の「補助座標系の原点を使用する」に効果がない.<br> | |||
** 再現するバージョン:Build:(2012-07-04) BZR3256-ja<br> | |||
** 対処法:新しくPcbNewの図面を作成し,そこに前に作った基板を「ファイル→ボードの追加」で希望の基準座標系に配置する.<br> | |||
* GITHUBのフットプリントlibraryが見られない.<br> | |||
** 再現するバージョン:Build:(2014-07-16) BZR5141<br> | |||
** 対処法:.config/kicadにある空のfp-lib-tableを削除して,KiCadを再起動する.<br> | |||
* OpenGLモードが使えない.<br> | |||
** 再現するバージョン:Build:(2015-08-27) BZR6130<br> | |||
*4kモニタ等でOpenGLモードに切り替えようとするとエラー"Could not create OpenGL canvas"が出て使えない.<br> | |||
**再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)<br> | |||
**対処法:Windowsのディスプレイ設定でDPIスケーリングを100%にする<br> | |||
==GerbViewer== | ==GerbViewer== | ||
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** 対処法:dsnファイル内の「表面」や「裏面」といった日本語を,「Top」や「Bottom」といった英語に修正する.<br> | ** 対処法:dsnファイル内の「表面」や「裏面」といった日本語を,「Top」や「Bottom」といった英語に修正する.<br> | ||
** 参考ページ:[http://marsee101.blog19.fc2.com/blog-entry-2275.html KiCADで使っているFreeRouter 使用時のバグ@FPGAの部屋]<br> | ** 参考ページ:[http://marsee101.blog19.fc2.com/blog-entry-2275.html KiCADで使っているFreeRouter 使用時のバグ@FPGAの部屋]<br> | ||
==Gコード出力== | |||
* ORIMIN PCBで四角形のランドが出力できずエラーになる.<br> | |||
** 再現するバージョン:? | |||
** 対処法:[http://openforce.project2108.com/index.php?KiCAD%20to%20CIP100 ORIMIN PCBがガーバーファイルRS-274xフォーマットのG36/G37命令をサポートしていない]ことが原因なので,G36/G37命令をサポートしている[http://www.fumi2kick.com/komekame/archives/category/tool Gynostemma]等のGコード出力ソフトウェアを利用して,Gコードを出力する. |
2015年10月24日 (土) 02:02時点における最新版
このページでは,KiCadの既知のバグと,その対処法について記述しています.バグを追加するときは,必ずバグが出たKiCadのビルドバージョンも記載してください.
KiCad
- 新規プロジェクトが作成できない.
- 再現するバージョン:?
- 対処法:プロジェクト作成時にエラーが出たら,更新ボタンを押して,もう一度,同じ操作を行う.
- 本家でも認識済 → https://bugs.launchpad.net/kicad/+bug/674237
- 再現するバージョン:?
- 新規でKiCadをインストールすると環境変数に存在しないパスが設定される.
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
- 対処法:KiCadのメニューバーから"設定"->"環境変数の設定"を選んで、マニュアルで以下のように設定する。
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
KICAD_PTEMPLATES -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\template KISYS3DMOD -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\modules\packages3d KISYSMOD -> C:\Program Files\KiCad\share\kicad\modules
- kicad.exeが異常終了することがある。
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
- 再現する手順:1)Pcbnewを起動してGerberファイルを出力する。2)Pcbnewを実行したまま、GerbViewを起動して出力されたGerberファイルを読み込む。3)GerbViewを終了する。
- 結果:右図のように"kicad.exeは動作を停止しました"とエラーダイアログが表示されて異常終了する。また次にKiCadを起動した場合は一つ前に読込んだプロジェクトが読み込まれ、"最近開いたファイル"には異常終了時に読込んでいたプロジェクトが表示されない
- 対処法:GerbViewを終了する前にPcbnewを終了する
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
EeSchema
- BOMファイルを作成しようとするとエラーになることがある。
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
- 対処法:プロジェクトがスペースを含むパス名の場合に再現する。xsltprocを使う場合は、フォルダ名、ファイル名にスペースを含めないようにする。スペースを含むパス名を使用したい場合は、xsltproc以外のXSLTプロセッサを使用する。
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
PcbNew
- Mac版ではプルダウンメニューをクリックして,グリッドの変更ができない.
- 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019
- 対処法:プルダウンメニューをクリック後,カーソルキーの上下で変更する.
- 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019
- ゾーンのパラメータでフィレットを設定すると,ゾーンの輪郭ギリギリに部品があるととんでもないことになる.(右図参照)
- 再現するバージョン:Build:(2013-04-19) BZR4011-stable
- 対処法:フィレットの代わりに面取りを設定する.
- 再現するバージョン:Build:(2013-04-19) BZR4011-stable
- ガーバー出力時の「補助座標系の原点を使用する」に効果がない.
- 再現するバージョン:Build:(2012-07-04) BZR3256-ja
- 対処法:新しくPcbNewの図面を作成し,そこに前に作った基板を「ファイル→ボードの追加」で希望の基準座標系に配置する.
- 再現するバージョン:Build:(2012-07-04) BZR3256-ja
- GITHUBのフットプリントlibraryが見られない.
- 再現するバージョン:Build:(2014-07-16) BZR5141
- 対処法:.config/kicadにある空のfp-lib-tableを削除して,KiCadを再起動する.
- 再現するバージョン:Build:(2014-07-16) BZR5141
- OpenGLモードが使えない.
- 再現するバージョン:Build:(2015-08-27) BZR6130
- 再現するバージョン:Build:(2015-08-27) BZR6130
- 4kモニタ等でOpenGLモードに切り替えようとするとエラー"Could not create OpenGL canvas"が出て使えない.
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
- 対処法:Windowsのディスプレイ設定でDPIスケーリングを100%にする
- 再現するバージョン:4.0.0-rc1-stable release build(Windows10 64bit版)
GerbViewer
- ファイル名に日本語が含まれたガーバーを読込もうとすると落ちる.
- 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019
- 対処法:ガーバーファイル名の「表面」や「裏面」といった日本語を,「Top」や「Bottom」といった英語に修正する.
- 再現するバージョン:Build:(2013-05-31) BZR4019
FreeRouter
- dsnファイルがロードできない.「Loading design」のダイアログが出たまま進まない.
- 再現するバージョン:Build:(2012-jul-04-ja)-stable
- 対処法:dsnファイル内の「表面」や「裏面」といった日本語を,「Top」や「Bottom」といった英語に修正する.
- 参考ページ:KiCADで使っているFreeRouter 使用時のバグ@FPGAの部屋
- 再現するバージョン:Build:(2012-jul-04-ja)-stable
Gコード出力
- ORIMIN PCBで四角形のランドが出力できずエラーになる.
- 再現するバージョン:?
- 対処法:ORIMIN PCBがガーバーファイルRS-274xフォーマットのG36/G37命令をサポートしていないことが原因なので,G36/G37命令をサポートしているGynostemma等のGコード出力ソフトウェアを利用して,Gコードを出力する.