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= | = 配線パラメータ設定 = | ||
== | == 現在の設定 == | ||
=== | === メインダイアログのアクセス === | ||
最も重要なパラメータは次のドロップダウンメニューからアクセスします。 | |||
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そしてデザインルールダイアログで設定します。 | |||
=== | === 現在の設定 === | ||
現在の設定は上部ツールバーにより表示されます。 | |||
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== | == 一般オプション == | ||
一般オプションメニューは上部ツールバーのリンクの設定 → 一般ダイアログにより使用可能です。 | |||
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ダイアログメニューは次のように見えます。 | |||
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配線の作成に必要なパラメータは以下の通りです: | |||
* | * 45度のみで配線: 配線セグメントに許される向きは0、45または90度です。 | ||
* | * Wセグメント配線: 配線を作成する時に、セグメントが2つ表示されます。 | ||
* | * 配線自動消去: 配線を作り直す時に、古い配線が冗長であると見なされるなら自動的に削除します。 | ||
* | * マグネティックパッド: カーソルの形状がパッドになり、パッド領域の中央に置かれます。 | ||
* | * マグネティック配線: カーソルの形状が配線軸になります。 | ||
== | == ネットクラス == | ||
Pcbnewはネット毎に異なる配線パラメータを定義することができます。パラメータはネットのグループにより定義されます。 | |||
* | * ネットのグループをネットクラスと言います。 | ||
* | * デフォルトのネットクラスが常に存在します。 | ||
* | * 他のネットクラスを追加することが可能です。 | ||
ネットクラスは以下のことを指定します: | |||
* | * 配線幅、ビア直径およびドリル。 | ||
* | * パッド、配線(またはビア)間のクリアランス。 | ||
配線時に、Pcbnewは作成または編集する配線のネットに対応するネットクラスを、従って配線パラメータを自動的に選択します。 | |||
=== | === 配線パラメータの設定 === | ||
メニューで選択します: デザインルール → デザインルール。 | |||
=== | === ネットクラスエディター === | ||
ネットクラスエディターにより以下のことができます: | |||
* | * ネットクラスの追加または削除。 | ||
* | * 配線パラメータ値の設定: クリアランス、配線幅、ビアサイズ。 | ||
* | * ネットクラスのグループ化。 | ||
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=== | === グローバルデザインルール === | ||
グローバルデザインルールは以下の通りです: | |||
* | * ビアタイプ。 | ||
* | * マイクロビア使用の有効/無効。 | ||
* | * 最小クリアランス(配線、ビアおよびパッド間の最小距離) | ||
* | * 最小配線幅およびビアサイズ。 | ||
指定した最小値よりも小さい値があった場合、DRCエラーを出力します。2番目のダイアログパネルはこのようになります: | |||
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このダイアログにより配線とビアサイズの"ストック"を入力することもできます。 | |||
配線時に、ネットクラスのデフォルト値を使用する代わりに、これらの値の1つを選択してビアの配線を作成することが可能です。 | |||
小さい配線セグメントが特定のサイズでなければならないような厳しい(critical)場合に有用です。 | |||
=== | === ビアパラメータ === | ||
Pcbnewは3種類のビアを扱います: | |||
* | * スルービア(通常のビア)。 | ||
* | * ブラインドまたはベリッドビア。 | ||
* | * マイクロビア、これはベリッドビアに似ているが、外層からその最近傍層への接続に制限される。 | ||
それらはBGAのピンを最も近い内層に接続することを意図しています。通常その直径は非常に小さく、レーザーで穴が開けられます。 | |||
デフォルトでは、ビアは同じドリル値を採ります。 | |||
このダイアログはビアパラメータの最小許容値を指定します。基板上でここで指定した値よりも小さいビアはDRCエラーを生成します。 | |||
=== | === 配線パラメータ === | ||
最小許容配線幅を指定して下さい。基板上でここでの指定よりも小さい配線幅の配線はDRCエラーとなります。 | |||
=== | === 特殊サイズ === | ||
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予備の配線およびビアサイズをまとめて入力が可能です。配線の布線中、現在のネットクラス値の値の代わりにこれらの値を必要に応じて使用することが可能です。 | |||
== | == 実例および標準的寸法 == | ||
=== | === 配線幅 === | ||
可能な値で最大のものを使用し、ここで与えた最小サイズに従って下さい。 | |||
{| style="border-spacing:0;" | {| style="border-spacing:0;" | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:1pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:1pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| 単位 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 1 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 2 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 3 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 4 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:1pt solid #000000;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:1pt solid #000000;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 5 | ||
|- | |- | ||
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|} | |} | ||
=== | === 絶縁(クリアランス) === | ||
{| style="border-spacing:0;" | {| style="border-spacing:0;" | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:1pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:1pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| 単位 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 1 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 2 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 3 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:none;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 4 | ||
| style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:1pt solid #000000;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| | | style="border-top:1pt solid #000000;border-bottom:0.05pt solid #000000;border-left:0.05pt solid #000000;border-right:1pt solid #000000;padding-top:0cm;padding-bottom:0cm;padding-left:0.123cm;padding-right:0.123cm;"| クラス 5 | ||
|- | |- | ||
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|} | |} | ||
通常、最小クリアランスは最小配線幅に非常に似ています。 | |||
=== | === 実例 === | ||
'''''' | ''''''単純値'''''' | ||
* | * クリアランス: 0.35mm (0.0138インチ)。 | ||
* | * 配線幅: 0.8mm (0.0315インチ)。 | ||
* | * ICおよびビアのパッド直径: 1.91mm (0.0750インチ)。 | ||
* | * ディスクリート部品のパッド直径: 2.54mm (0.1インチ)。 | ||
* | * グラウンド線幅: 2.54mm (0.1インチ)。 | ||
<center>[[Image:]]</center> | <center>[[Image:]]</center> | ||
'''''' | ''''''標準値'''''' | ||
* | * クリアランス: 0.35mm (0.0138インチ)。 | ||
* | * 配線幅: 0.8mm (0.0127インチ)。 | ||
* | * ICのパッドの直径: ICのパッド間を配線が通過し、それでいて十分な接着面を提供できるようにするために細長くします(1.27×2.54 mm --> 0.05×0.1インチ)。 | ||
* | * ビア: 1.27mm (0.0500インチ)。 | ||
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2012年8月17日 (金) 07:39時点における版
配線パラメータ設定
現在の設定
メインダイアログのアクセス
最も重要なパラメータは次のドロップダウンメニューからアクセスします。
そしてデザインルールダイアログで設定します。
現在の設定
現在の設定は上部ツールバーにより表示されます。
[[Image:]]
一般オプション
一般オプションメニューは上部ツールバーのリンクの設定 → 一般ダイアログにより使用可能です。
ダイアログメニューは次のように見えます。
配線の作成に必要なパラメータは以下の通りです:
- 45度のみで配線: 配線セグメントに許される向きは0、45または90度です。
- Wセグメント配線: 配線を作成する時に、セグメントが2つ表示されます。
- 配線自動消去: 配線を作り直す時に、古い配線が冗長であると見なされるなら自動的に削除します。
- マグネティックパッド: カーソルの形状がパッドになり、パッド領域の中央に置かれます。
- マグネティック配線: カーソルの形状が配線軸になります。
ネットクラス
Pcbnewはネット毎に異なる配線パラメータを定義することができます。パラメータはネットのグループにより定義されます。
- ネットのグループをネットクラスと言います。
- デフォルトのネットクラスが常に存在します。
- 他のネットクラスを追加することが可能です。
ネットクラスは以下のことを指定します:
- 配線幅、ビア直径およびドリル。
- パッド、配線(またはビア)間のクリアランス。
配線時に、Pcbnewは作成または編集する配線のネットに対応するネットクラスを、従って配線パラメータを自動的に選択します。
配線パラメータの設定
メニューで選択します: デザインルール → デザインルール。
ネットクラスエディター
ネットクラスエディターにより以下のことができます:
- ネットクラスの追加または削除。
- 配線パラメータ値の設定: クリアランス、配線幅、ビアサイズ。
- ネットクラスのグループ化。
グローバルデザインルール
グローバルデザインルールは以下の通りです:
- ビアタイプ。
- マイクロビア使用の有効/無効。
- 最小クリアランス(配線、ビアおよびパッド間の最小距離)
- 最小配線幅およびビアサイズ。
指定した最小値よりも小さい値があった場合、DRCエラーを出力します。2番目のダイアログパネルはこのようになります:
[[Image:]]
このダイアログにより配線とビアサイズの"ストック"を入力することもできます。
配線時に、ネットクラスのデフォルト値を使用する代わりに、これらの値の1つを選択してビアの配線を作成することが可能です。
小さい配線セグメントが特定のサイズでなければならないような厳しい(critical)場合に有用です。
ビアパラメータ
Pcbnewは3種類のビアを扱います:
- スルービア(通常のビア)。
- ブラインドまたはベリッドビア。
- マイクロビア、これはベリッドビアに似ているが、外層からその最近傍層への接続に制限される。
それらはBGAのピンを最も近い内層に接続することを意図しています。通常その直径は非常に小さく、レーザーで穴が開けられます。
デフォルトでは、ビアは同じドリル値を採ります。
このダイアログはビアパラメータの最小許容値を指定します。基板上でここで指定した値よりも小さいビアはDRCエラーを生成します。
配線パラメータ
最小許容配線幅を指定して下さい。基板上でここでの指定よりも小さい配線幅の配線はDRCエラーとなります。
特殊サイズ
予備の配線およびビアサイズをまとめて入力が可能です。配線の布線中、現在のネットクラス値の値の代わりにこれらの値を必要に応じて使用することが可能です。
実例および標準的寸法
配線幅
可能な値で最大のものを使用し、ここで与えた最小サイズに従って下さい。
単位 | クラス 1 | クラス 2 | クラス 3 | クラス 4 | クラス 5 |
mm | 0,8 | 0,5 | 0,4 | 0,25 | 0,15 |
mils | 31 | 20 | 16 | 10 | 6 |
絶縁(クリアランス)
単位 | クラス 1 | クラス 2 | クラス 3 | クラス 4 | クラス 5 |
mm | 0,70 | 0,5 | 0,35 | 0,23 | 0.15 |
mils | 27 | 20 | 14 | 9 | 6 |
通常、最小クリアランスは最小配線幅に非常に似ています。
実例
'単純値'
- クリアランス: 0.35mm (0.0138インチ)。
- 配線幅: 0.8mm (0.0315インチ)。
- ICおよびビアのパッド直径: 1.91mm (0.0750インチ)。
- ディスクリート部品のパッド直径: 2.54mm (0.1インチ)。
- グラウンド線幅: 2.54mm (0.1インチ)。
'標準値'
- クリアランス: 0.35mm (0.0138インチ)。
- 配線幅: 0.8mm (0.0127インチ)。
- ICのパッドの直径: ICのパッド間を配線が通過し、それでいて十分な接着面を提供できるようにするために細長くします(1.27×2.54 mm --> 0.05×0.1インチ)。
- ビア: 1.27mm (0.0500インチ)。
Manual routing
Manual routing is often recommended, because it is the only method offering control over routing priorities. For example, is is preferable to start by routing power tracks, making them wide and short and keeping analog and digital supplies well separated. Later, sensitive signal tracks should be routed. Amongst other problems, automatic routing often requires many vias. However, automatic routing can offer useful insight into the positioning of modules. With experience, you will probably find that the automatic router is useful for quickly routing the 'obvious' tracks, but the remaining tracks will best be routed by hand.
Help when creating tracks
Pcbnew can display the full ratsnest, if the button [[Image:]] is activated.
The button [[Image:]] allows to highlight a net (click to a pad or an existing track to highlight the corresponding net).
The DRC checks in real time tracks when creating them. One cannot create a track which does not match the DRC rules. It is possible to disable the DRC by clicking on the button . This is however not recommended, use it only in specific cases.
Creating tracks
A track can be created by clicking on the button [[Image:]]. A new track must starts on a pad or on an other track, because Pcbnew must knows the net used for the new track (in order to match the DRC rules).
[[Image:]]
When creating a new track, Pcbnew shows links to nearest not connected pads, link number set in option "Max. Links" in General Options.
End the track by a double click, by the pop-up menu or by its hot key.
Moving and dragging tracks
When the button [[Image:]] is active, the track where the cursor is positioned can be moved with the hotkey 'm'. If you want to drag the track you can use the hotkey 'g'.
Via Insertion
A via can be inserted only when a track is in progress:
- By the pop-up menu.
- By the hotkey 'v'.
- By switching to a new copper layer using the appropriate hotkey.
Select/edit the track width and via size
When clicking on a track or a pad, Pcbnew automatically selects the corresponding Netclass, and the track size and vias dimensions from this netclass.
As previously seen, the Global Design Rules editor has a tool to insert extra tracks and vias sizes.
- The horizontal toolbar can be used to select a size.
- When the button [[Image:]] is active, the current track width can be selected from the pop-up menu (accessible as well when creating a track).
The user can utilize the default Netclasses values or a specified value.
Using the horizontal toolbar
[[Image:]] | Track width selection.
The symbol * is a mark for default Netclass value selection. |
[[Image:]] | Selecting a specific track width value.
The first value in list is always the netclass value. Others values are tracks widths entered from the Global Design Rules editor. |
[[Image:]] | Via size selection.
The symbol * is a mark for default Netclass value selection. |
[[Image:]] | Selecting a specific via dimension value.
The first value in list is always the netclass value. Others values are vias dimensions entered from the Global Design Rules editor. |
[[Image:]] | Display the current clearance value.
This is the clearance value set in the current selected Netclass. |
[[Image:]] | Current selected Netclass.
When clicking on a track or a pad, Pcbnew automatically selects the corresponding Netclass, and displays its name. |
[[Image:]] | When enabled: Automatic track width selection.
When starting a track on an existing track, the new track has the same width as the existing track. |
One can select a new size for routing, or to change a previously created via or track segment.
If you want to change many vias (or tracks) size, the best way is to use a specific Netclass to for the net(s) that must be edited (see global changes).
Editing and changing tracks
Change a track
In many cases redrawing a track is recommendable.
[[Image:]] new track (in progress).
When finished:
[[Image:]]
Pcbnew remove automatically the old track if it is redundant.
Global changes
Global tracks and via sizes dialog editor is accessible via the pop-up window by right clicking on a track.
The dialog editor allows global changes of tracks and/or vias for:
- The current net.
- The whole board.